【宇宙戦艦ヤマト2199】全26話レビュー総合インデックス|もう一つの航海日誌を現場屋が書き残す

アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』のキービジュアル。宇宙空間を航行する宇宙戦艦ヤマトと主要キャラクターたちが描かれ、地球と艦隊が背景に広がる。
宇宙戦艦ヤマト2199の主要キャラクターとヤマト艦が壮大な宇宙を背景に描かれたキービジュアル。

1974年の『宇宙戦艦ヤマト』を、現場の工具を全部入れ替えて38年ぶりに組み直した――それが『宇宙戦艦ヤマト2199』だ。ボルト一本、配線一本までやり直し、足りなかった部品は新規に発注して取り付けた。当時ブラウン管の前にいた少年が還暦になり、そのオーバーホール工事に立ち会うように、全26話を一話ずつ点検していく。これはその作業記録である。

『宇宙戦艦ヤマト2199』作品データ

劇場先行公開2012年4月7日 ~ 2013年8月24日 (全7章)
テレビ放送期間2013年4月7日 ~ 2013年9月29日
放送局MBS・TBS系列
話数全26話
原作西崎義展
総監督・シリーズ構成出渕裕
キャラクターデザイン結城信輝
メカニカルデザイン玉盛順一朗、石津泰志、山根公利、出渕裕
音楽宮川彬良、宮川泰
アニメーション制作XEBEC、AIC
製作宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
時代設定西暦2199年 (人類絶滅まで残り約1年)

全26話サブタイトル一覧 (劇場版7章構成)

本作はテレビ放送に先駆けて、劇場で7章に分けて先行公開された。以下は劇場公開順に各話を整理したものです。各話レビューは順次追加していきます。

第一章「遥かなる旅立ち」(2012年4月7日公開)

話数サブタイトルレビュー
第1話イスカンダルの使者公開中
第2話我が赴くは星の海原準備中

第二章「太陽圏の死闘」(2012年6月30日公開)

話数サブタイトルレビュー
第3話木星圏脱出準備中
第4話氷原の墓標準備中
第5話死角なき罠準備中
第6話冥王の落日準備中

第三章「果てしなき航海」(2012年10月13日公開)

話数サブタイトルレビュー
第7話太陽圏に別れを告げて準備中
第8話星に願いを準備中
第9話時計仕掛けの虜囚準備中
第10話大宇宙の墓場準備中

第四章「銀河辺境の攻防」(2013年1月12日公開)

話数サブタイトルレビュー
第11話いつか見た世界準備中
第12話その果てにあるもの準備中
第13話異次元の狼準備中
第14話魔女はささやく準備中

第五章「望郷の銀河間空間」(2013年4月13日公開)

話数サブタイトルレビュー
第15話帰還限界点準備中
第16話未来への選択準備中
第17話記憶の森から準備中
第18話昏き光を超えて準備中

第六章「到達! 大マゼラン」(2013年6月15日公開)

話数サブタイトルレビュー
第19話彼らは来た準備中
第20話七色の陽のもとに準備中
第21話第十七収容所惑星準備中
第22話向かうべき星準備中

第七章「そして艦は行く」(2013年8月24日公開)

話数サブタイトルレビュー
第23話たった一人の戦争準備中
第24話遥かなる約束の地準備中
第25話終わりなき戦い準備中
第26話青い星の記憶準備中

作品概要

西暦2199年。外宇宙から襲来した謎の星間国家「ガミラス」による遊星爆弾の攻撃で地表は焼け爛れ、地下都市に追いやられた人類は絶滅まで残り1年と迫っていた。そんな中、地球は16万8千光年彼方の大マゼラン銀河に存在する惑星イスカンダルから、汚染浄化システム「コスモリバースシステム」供与のメッセージを受け取る。沖田十三艦長率いる宇宙戦艦ヤマトは、古代進・島大介・森雪らクルー999名を乗せ、往復33万6千光年の大航海へ出発する――。

旧作との大きな違いは、ガミラス側にも詳細な国家構造・人物背景・派閥対立が描かれていること、女性クルーが大幅に増員されていること、そして「波動砲という兵器を持つことの意味」がイスカンダルとの取引材料として終盤に強く問われることだ。第二次内惑星戦争、イズモ計画派の反乱、ガミラスとイスカンダルの双子星設定、ザルツ人やジレル人といった被支配民族の存在――旧作で語られなかった「もう一つの航海日誌」が、26話を通じて緻密に書き込まれている。

主要キャラクター

役名声優役職・備考
沖田 十三菅生隆之ヤマト艦長。遊星爆弾症候群に侵されている
古代 進小野大輔ヤマト戦術長。二階級特進で戦術長を拝命
森 雪桑島法子ヤマト船務長。1年以上前の記憶がない
島 大介鈴村健一ヤマト航海長。二階級特進で航海長を拝命
真田 志郎大塚芳忠ヤマト副長兼技術長。古代守の同期
アベルト・デスラー山寺宏一大ガミラス帝星総統
エルク・ドメル大塚明夫銀河方面作戦司令長官。「宇宙の狼」
ミーゼラ・セレステラ茅原実里宣伝情報相。「ジレルの魔女」
スターシャ・イスカンダル井上喜久子イスカンダル女王
ユリーシャ・イスカンダル桑島法子イスカンダル第三皇女

主題歌

  • オープニングテーマ: 「宇宙戦艦ヤマト」(作詞: 阿久悠 / 作曲: 宮川泰 / 歌: ささきいさお)
  • 音楽: 旧作を手掛けた宮川泰の実子・宮川彬良が担当 (一部楽曲は宮川泰の旧作楽曲をそのまま使用)

本サイトでの『2199』の位置づけ

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは、第一作で「コスモガンと波動砲」という二つの兵器を軸に古代進の成長を描き、続編で別離と再会を重ねてきた。そして『2199』は、その第一作を38年ぶりに分解・再組立てした作品である。旧作のボルトをひとつひとつ外し、現代の工具で締め直し、足りなかった部品を新規に発注して組み直す――そんな大規模なオーバーホール工事に立ち会うような心持ちで観た作品だ。

本サイトでは、各話を一本ずつ、現場叩き上げの視点で読み解いていきます。旧作との差分を「設計変更点」として点検し、なぜそこを変えたのか、変えた結果として作品全体のトルク管理がどう変わったのか――そういう視点で書きます。32年間、現場で配管とバルブを締めてきた還暦の親父が、一話ずつボルトを点検するつもりで書きます。

※各話レビューは順次追加していきます。完成した記事から順にリンクを張っていく予定です。

情報出典

  • Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト2199」
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集』(マッグガーデン)
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-』各巻
  • ヤマトな日々「宇宙戦艦ヤマト2199エピソードガイド」
タイトルとURLをコピーしました