ヤマト2199 第5話考察|反射衛星砲は思想の産物だった

宇宙戦艦ヤマト2199第5話「死角攻撃」のビジュアルで、宇宙を航行するヤマトと主要人物たちが描かれている アニメ考察
宇宙戦艦ヤマト2199第5話「死角攻撃」を描いた迫力あるキービジュアル。

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※アイキャッチ画像、サイト内の画像は作品のテーマや物語構造を象徴するため制作したオリジナルイメージであり、
登場人物や公式ビジュアルとは関係ありません

ネタバレ注意

札幌の夏は短い。窓を開けて風を通しながら、俺は『宇宙戦艦ヤマト2199』第5話「死角なき罠」を見ていた。タイトルからしてもう嫌な予感しかしない。

オートガススタンドの裏で32年、ガス屋として機械を診てきた身からすると、事故はたいてい「点検表のどこにも載っていない場所」から起きるものだった。

結論から言えば、この回は「見えない角度から折り曲げて飛んできた一撃」の話だ。

波動防壁という正面の盾を持ってなお、艦は死角から沈められる——現場の当たり前を、艦一隻を沈めることで突きつけてくる回だった。

この記事を読めば、「死角なき罠」のあらすじ、主計科・山本玲の航空隊への正式転属、沖田艦長が波動砲を封印した職人の判断、そしてヤマトを沈めた反射衛星砲の正体まで、感想と考察込みでひとまとめに把握できる構成にした。

この記事は、札幌在住・還暦を過ぎた元現場技術者が、2013年版アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』第5話を視聴し、その心理構造と人間関係を考察したレビューです。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第5話の要約と考察を、山本玲の航空隊転属、沖田艦長のメ2号作戦、反射衛星砲による攻撃の3項目で解説した図。
第5話の重要な展開と、装備だけでは補えない判断力の重要性を図解。

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宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)
西暦2199年。外宇宙から襲来した謎の星間国家ガミラスによって、人類は滅亡の渕に立たされていた。その中で人類最後の希望を託すべく「ヤマト計画」が進められていた。その人類最後の希望を託すべき艦の名は「ヤマト」。しかし、人類に残された猶予は1年…

主計科から航空隊へ——山本玲、静かな正式辞令

要約: 独断出撃というマニュアル外の判断が、結果と人柄で正式な居場所に変わっていく話だ。

冒頭近く、ヤマトの乗組員たちの雑談の中で、以前エンケラドスでの戦闘の際、援護に来てくれたコスモゼロに山本という人物が乗っていたらしい、という話が出てくる。

山本玲は本来、主計科の所属だった。だが独断でコスモゼロに乗り込み出撃し、その腕前を古代に認められたことで、正式に戦術科航空隊への転属が決まる。

現場で言うなら、これは「マニュアル外の判断が、結果として評価される」やつだ。本来は褒められたものじゃない。持ち場を離れて勝手なことをすれば、普通は始末書だ。

だが山本の場合、それが仲間を救う結果につながり、しかも周囲がその技量を認めた。

沖田艦長の裁可が下り、加藤三郎たち航空隊が迎え入れる場面は、規則よりも結果と人柄で居場所が決まっていく、組織の生々しい一面を見せてくれた。

「これで兄さんの仇討ちができるな」「やれることをやるだけさ」——派手さのない、この短いやり取りに、山本玲がこの艦に立つ理由の全部が畳み込まれている。

山本には兄・明生を亡くしているという背景があるらしく、その兄の分まで戦うのだという台詞めいたやり取りもあった。

誰かの代わりに現場に立つ、というのは、覚えのある人間には静かに刺さる場面だと思う。

山本の転属話は派手さこそないが、この作品がただの戦争ものではなく、一人ひとりの事情を積み重ねて艦を動かしているのだと分からせてくれる場面だった。

沖田艦長が波動砲を使わないと決めた、道具の使いどころを知る職人の判断

要約: 一番強い道具を、状況が許すからといって安易に使わない——権限者の判断ではなく、道具を知る職人の判断だ。

沖田艦長は、地球を今も苦しめている遊星爆弾の発射基地、冥王星への攻撃を決断する。

作戦会議では、ロングレンジで波動砲を撃てば基地ごと殲滅できるという意見も出る。しかし沖田艦長は、それをはっきりと拒否する波動砲を使えば、基地どころか冥王星そのものを破壊してしまうからだ。

この判断に、「星の一つや二つ」と食い下がる部下もいたが、艦長の答えは変わらない。ここが今回、いちばん唸らされたところだった。

持っている一番強い道具を、状況が許すからといって安易に使わない。現場でもそうだった。一発で片付く手段があっても、それが周囲まで巻き込むと分かっていれば、時間がかかっても別のやり方を選ぶ。

沖田艦長の姿は、権限を持つ者の判断というより、道具の使いどころを知っている職人の判断に近いと感じた。

かわりに立てられた「メ2号作戦」は、次のような役割分担で組まれている。

担当役割制約・持ち時間
ヤマト本体波動防壁を張っておとりとなり、敵艦隊を引きつける波動防壁の有効時間は約20分
航空隊(古代進指揮)ニクス軌道からカロンを迂回して冥王星に降下、低空索敵で基地を発見・攻撃ステルス化された基地を短時間で特定する必要
波動砲今回は封印(使用禁止)冥王星ごと破壊してしまうため

波動防壁の有効時間が20分程度と明言されるのも、妙にリアルだった。無敵の盾ではなく、あくまで時間稼ぎの道具として描かれている。

死角から折り曲げて来た一撃、反射衛星砲は”思想の産物”だった

要約: 遊星爆弾システムを兵器に転用したこと自体が、ガミラス側の効率至上主義と臨機応変を最上位に置く戦場観の表れだ。

冥王星に近づくにつれ、あたりは不気味なほど静かになる。この静けさこそが脅威だ、という緊張感のあるやり取りのあと、ヤマトは正体不明のロングレンジ攻撃を受ける。

波動防壁が貫通され、艦は大きく損傷する。どこから撃たれたのかが分からない、というのが、この回のタイトルそのものだった。

攻撃元は敵艦でも冥王星でもない。左舷10時方向の空間——つまり、正面の盾を張っている限り絶対に守れない角度から、経路を折り曲げて飛んできた。これが「死角なき罠」の中身だ。

やがてその正体が、遊星爆弾のを発射していたシステムを転用した反射衛星砲だったことが明かされる。

ここで一段掘り下げておきたい。この反射衛星砲を、単なる兵器の使い回しと見るか、思想の産物と見るかで、この回の重みは変わる。三つの層で整理してみる。

中身
技術層(何をしたか)遊星爆弾を軌道に乗せる発射・照準システムを、艦艇攻撃用のロングレンジ砲として運用
思想層(なぜできたか)「発想の転換だよ。戦場では常に臨機応変さが求められるのだ」「ドメル閣下の教えですね」——目の前にあるものを最短で武器に変える効率至上主義
現場層(何を招くか)本来の用途を外れて機械を回せば、必ずどこかにしわ寄せが行く——ヤマトはその矛先を食らった
地球軌道上で複数の反射衛星が緑色の光線を中継し、二隻の宇宙戦艦を多方向から攻撃する宇宙戦闘シーン。
反射衛星が光線を屈折させ、宇宙戦艦へ死角から多方向攻撃を仕掛ける。

技術層だけを見れば、これは巧妙な兵器転用の話だ。しかし思想層まで含めて見ると、話はもう一段怖くなる。

反射衛星砲は、ガミラス側の「効率と臨機応変を最上位に置く戦場観」の産物であって、装備というより文化の表出なのだ。

装備は増強すれば対抗できる。だが思想は相手の頭の中にある。ヤマトが次に対峙するのは、この頭の中身をどう読むか、という戦いになっていくのだと思う。

整備の現場でも、本来の用途とは違う使い方で機械を回している職場をいくつか見てきた。たいていそれは、どこかにしわ寄せが行く。

しかもそのしわ寄せの方向は、機械そのものではなく、「なぜその使い方を選んだか」という判断者の考え方が決めていた。

回避行動もむなしく直撃を受け、ヤマトは制御システムがダウン。総員に衝撃への備えが指示され、艦は冥王星の海へ落ちるように降下していく。

ガミラス側の「ヤマトはよく戦った、しかしこれで最後だ」という趣旨の言葉で、この回は幕を閉じる。次回への引きとしては、これ以上ないくらい容赦がなかった。

32年の現場で叩き込まれた「見えない場所ほど危ない」という当たり前

要約: 装備の強さは、”見ていない場所”には何も保証してくれない。この作品はそれを、艦一隻を沈めることで見せてくる。

長年、オートガススタンドの裏で車の点検をしてきた。事故というのは、正面からではなく、たいてい死角から来る。

バックミラーに映らない位置、点検表に載っていない配線、誰も疑わなかった古い部品。今回のヤマトが食らった一撃も、波動防壁という正面の盾では防ぎきれない角度から来たものだった。

どれだけ強い装備を積んでいても、見ていない場所は見ていない。当たり前のことだが、この当たり前を艦一隻を沈めることで見せてくるのが、この回の凄みだ。

札幌の夏の夜は、蝉の声がふっと途切れる瞬間がある。網戸の外で、風の向きが変わるのが分かるくらいの静けさだ。

ヤマトの乗組員たちが、静けさの中でかえって警戒を強めていた場面には、あの感覚に近いものがあった。何もない、と感じる時間ほど、実は何かが動いている。

次の第6話で、この艦がどう立て直すのか。少なくとも、沖田艦長が波動砲を使わないと決めたあの判断だけは、簡単に覆らない気がしている。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第5話「死角なき罠」を、山本玲の航空隊転属、沖田艦長のメ2号作戦、反射衛星砲による奇襲の3項目で解説した要約図。
第5話の人物判断と戦術を通して、見えない死角が生む危険を考察。

ヤマトオリジナル楽曲:
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第4話 氷原の墓標

宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)
西暦2199年。外宇宙から襲来した謎の星間国家ガミラスによって、人類は滅亡の渕に立たされていた。その中で人類最後の希望を託すべく「ヤマト計画」が進められていた。その人類最後の希望を託すべき艦の名は「ヤマト」。しかし、人類に残された猶予は1年…

あらすじ|宇宙戦艦ヤマト2199 第5話「死角なき罠」

冒頭:ガミラス側で進む反射衛星砲の準備と、遊星爆弾103号

西暦2199年、地球はガミラスとの戦いに敗れ、人類滅亡まであと1年に迫っていた。

国連宇宙軍がひそかに開発した宇宙戦艦ヤマトは、大マゼラン銀河のイスカンダルへ、地球環境の再生システムを受け取りに、16万8000光年の大航海に旅立ったばかりだ。

一方、ガミラス側の冥王星基地。「テロンの船は大和というのか。しかし、何とも醜い船だな」——そう嘲りながら、遊星爆弾103号の発射準備が進む。

目標補足、反射衛星砲エネルギー総点検、室内圧力上昇。遊星爆弾103号がまもなく発射され、エッジワースカイパーベルトのエボ637を軌道から外し、テロン(地球)第三惑星へのコリジョン・コースに乗せていく。

これは使えると思わないか」——ガミラス将官のこの一言が、後の反射衛星砲転用への静かな伏線となる。

ヤマト艦内:機械生命体の解析と、山本玲という異物

ヤマト艦内では、真田技術長古代進が、以前捕獲したガミラス兵の解析結果を確認していた。表面構造は南西テクタイトラバー、内部はナノマシンで構成された人工オルガネラ。

機械生命体だったのか」と驚く古代に対し、真田は

「自己増殖する機械生命体なのか、ヒューマノイド種族を模倣した単なる兵器なのかは断定できない」

と慎重な見解を示す。

そこへ森雪山本玲が姿を見せる。艦内の廊下では「森さんの交代要員か、いや、うるおうね」といった軽口が交わされるが、その中に山本の存在の異質さがにじむ。

山本は主計科所属ながら、以前エンケラドスでの戦闘で独断でコスモゼロに乗り込み、ヤマトの窮地を救った経緯を持つ。

「今回は大目に見るが、今度あんなまねをしたら」

——加藤との緊張したやり取りの中で、山本は「航空隊に転属させてください」と迷いなく告げる。

沖田艦長の決断:波動砲を使わず、メ2号作戦へ

沖田艦長は、地球をあのような無残な姿に変え、今も遊星爆弾を発射し続けている冥王星基地だけは見過ごすわけにはいかない、と全乗員に告げる。

冥王星はガミラスに占領されて以降、環境が操作され、今や海を擁する準惑星に変貌している。

国連宇宙軍の分析では、地表の熱源反応の推移から基地の位置はある程度絞られているが、遮蔽膜によるステルス化のため精密な特定はできていない。作戦は「メ2号作戦」、次の骨格で進む。

  • ヤマトが波動防壁を張っておとりとなり、迎撃してくる敵艦隊を引きつける
  • その隙に航空隊がニクスの軌道からカロンを迂回して冥王星に降下
  • 低空索敵に移り、基地を発見次第これを叩く
  • 波動防壁の有効時間は20分程度

ここで砲雷長・南部から「ロングレンジで波動砲を使えば、敵基地殲滅もできる」と意見具申が上がる。しかし沖田艦長ははっきりと拒否する。

波動砲は使わない」「波動砲を使えば、敵の基地ばかりか、冥王星そのものを破壊してしまう。それはできない」——「星の一つや二つ」と食い下がる南部を制し、「冥王星攻略は波動砲を使わず行う。これは決定事項だ」と艦長は言い切る。

航空隊の指揮は古代進に任される。

山本玲、正式転属の辞令と航空隊発艦

作戦発動前、加藤三郎率いる航空隊に一人の隊員が加わることが告げられる。「本日付で、主計科の1名を戦術科航空隊に転属させることになった」——山本玲、正式辞令である。

エンケラドスで見せたその腕を古代が買い、沖田艦長も了承した結果だった。

死ぬんじゃないぞ、山本」と古代が声をかけると、「地球の仇を取ってきてください」と山本は静かに応じる。加藤は「山、歓迎するぞ」と迎え入れる。

名前を「レイ君」と呼ばれた山本は、「これで玲(アキラ)と読むんです」「レイで構いません、皆そう呼びますから」と応じる。

彼女には兄・明生を亡くしているという背景がある。「これで兄さんの仇討ちができるな」「やれることをやるだけさ」——このやり取りの中に、彼女がこの艦に立つ理由が畳み込まれている。

やがてヤマトは冥王星の敵警戒地域へ突入。「波動防壁展開、出力80%」「航空隊発艦準備完了」「メ2号作戦を発動する」——古代機以下、航空隊のコスモゼロとコスモファルコンが冷たい宇宙へと放たれた。

「成功を祈る」。

死角からの一撃、反射衛星砲の正体、そして冥王星の海へ

ニクスの軌道を通過中、あたりは不気味なほど静かだった。「本当にここは敵地なのか」「レーダーに敵艦の反応は認められません」——島航海長の疑問に、沖田艦長は「この静けさからは逆に脅威を感じる。引き続き対空警戒を厳とせよ」と応じる。

その直感通り、次の瞬間、ヤマトは正体不明のロングレンジ攻撃を被弾する。

「一体、どこから撃ってきたんだ」

——敵艦は確認できず、冥王星からでもない。攻撃は左舷10時方向の空間から行われた、と報告が上がる。

波動防壁が貫通され、第三艦橋周辺に被弾。制御システムがダウンする直前、沖田艦長は「回避行動に移れ、取舵いっぱい。発射予想地点からの死角へ入る」と即断する。初段はかろうじて外した。

攻撃の正体は、遊星爆弾の発射システムを兵器転用した反射衛星砲だった。ガミラス側で「発想の転換だよ。戦場では常に臨機応変さが求められるのだ」「ドメル閣下の教えですね」と語られる、経路を折り曲げる新戦術である。

反射衛星の再配置と再度の照準完了により、第二射が容赦なく放たれる。今度は命中。複数箇所から作動流体が流出し、艦は制御を失っていく。

「冥王星の海に着水させるのだ」

「取舵いっぱい、着水態勢に入り、総員衝撃に備え」

——沖田艦長の指示のもと、ヤマトは冥王星の海へと降下していく。

ガミラス側の「ヤマトよ、お前はよく戦った。しかしこれで最後だ。さらばヤマト」との言葉で、この回は幕を閉じる。次回への引きとしては、これ以上ないほど容赦のない終幕だった。

氷海で損傷し煙を上げる宇宙戦艦ヤマトを背景に、沖田艦長と戦闘機に乗る山本玲、上空から収束する砲撃を描いたアニメ風イラスト。
死角を突く攻撃にさらされても、沖田艦長は職人として冷静な判断を貫く。

参考・出典

出典内容
宇宙戦艦ヤマト2199 公式サイト第5話ストーリー
TELASA第5話配信ページ

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■ この記事を読んでくれたあんたへ、次の一歩

冥王星の海に沈んだヤマトが、次にどう立て直すのか。第6話の考察はこの後まもなく公開する。

あわせて、同じ「安全弁」というモチーフでヤマトのもう一人の人物を読み解いた椎名真昼と森雪の安全弁比較考察も、今回の「死角」の話と地続きで読める内容になっている。よかったら並べて読んでみてくれ。

台詞の残り方は、人それぞれだと思う。沖田艦長の判断か、山本玲の静かな返しか、あるいはガミラス側の別れの言葉か。気になった一言があれば、それを頼りにこの回をもう一度見返してみてほしい。俺は、この記事を書き終えたあとにもう一周した口だ。

筆:健一

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反射衛星砲の一撃で冥王星の海へ降下していく、あのヤマトの姿。 書き終えたあとも、俺の頭からしばらく抜けなかった。

ふと昔のワクワクを思い出して探してみたら、なんだかすごいものを見つけてしまった。 劇場限定の、クリアパーツ仕様のヤマトだ。

光を通すと、艦内の構造まで薄っすらと透けて見える。 札幌の短い夏の夜、風の入る窓辺に置いて、缶ビール片手にただ眺める

—— それだけで、あの回の余韻がもう一度ゆっくり戻ってくる、そんな一隻だ。 劇場限定という文字は、次に同じものに会える保証がないという意味でもある。 組む前提じゃなくていい。

「在庫だけ、ちょっと見ておく」——それが職人流の触り方だと、俺は思っている。

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